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重要性理解している本田圭 闘争心で圧倒する

[ 2011年1月17日 07:56 ]

アジア杯1次リーグB組 日本―サウジアラビア

(1月17日
カタール・ドーハ)
 もちろん本田圭もサウジ戦の重要性は理解している。

 左足首は昨年3月、欧州CL準々決勝インテル・ミラノ戦の直前に負傷したところ。だが「このレベルの試合でプレーすることはそうあるものじゃない。全てのサッカー選手の夢だから」と話し、同31日のインテル戦に先発出場。チームは0―1で敗れたが、トップ下として攻撃の起点になった。

 今回は引き分け以上なら自力で決勝トーナメントに進出できる有利な状況だが、負ければ予選敗退の可能性もある。すでに「アジア杯は優勝しますよ」と公言している本田圭にとって、サウジアラビア戦はインテル戦にも匹敵する重要な一戦でもある。

 チームは15日の練習で本田圭が配置されるはずの右MFに藤本、16日の公式練習では柏木を配置しての戦術練習を消化するなど、本田圭欠場も想定している。しかし、完全アウェーな状況だった第2戦シリア戦で決勝PKを決めた強心臓の男は、自ら出場することを決めた。痛みを押してでも出るのがエース。本田圭の闘争心がサウジアラビアを圧倒することになる。

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2011年1月17日のニュース