×

GK史上初!名古屋の守護神・楢崎にMVP

[ 2010年12月6日 21:01 ]

「Jリーグ・アウオーズ」でGKとして初のMVPを受賞し、笑顔を見せる名古屋の楢崎正剛

 Jリーグは6日、東京都内で年間表彰式「Jリーグ・アウオーズ」を開き、最優秀選手賞は名古屋のJ1初優勝に貢献した楢崎正剛(34)がGKとして初受賞した。昨季までの新人王から名称などを変更したベストヤングプレーヤー賞には2位G大阪の18歳、宇佐美貴史が輝いた。

 ベストイレブンはG大阪の遠藤保仁(30)が8年連続8度目となり、自らの最多記録を更新。名古屋からは楢崎、7年連続のDF田中マルクス闘莉王(29)ら最多の5人を選出した。得点王(17得点)は磐田の前田遼一(29)と名古屋のケネディ(28)で、前田は史上初の2年連続受賞。
 最優秀監督賞は名古屋のストイコビッチ監督(45)が初受賞。最優秀主審賞は西村雄一氏(38)が2度目、最優秀副審賞は相楽亨氏(34)が3度目の受賞。最優秀育成クラブ賞は2部(J2)に降格したFC東京が選ばれた。
 ≪受賞者喜びの声≫▼G大阪・宇佐美(ベストヤングプレーヤー賞)一番は家族に感謝したい。来季も賞を取ったことに恥じないプレーを続けていきたい。
 ▼磐田・前田(得点王、ベストイレブン) 最終節はみんなが僕にボールを集めてくれた。来年は、さらに強いチームになれるように努力したい。
 ▼名古屋・ケネディ(得点王)優勝してチーム全員でこの表彰式に来られてうれしい。(賞は)他のチームメートにもささげたい。
 ▼新潟・マルシオリシャルデス(ベストイレブン)アジア・チャンピオンズリーグ出場の目標はかなわなかったが、チームが一生懸命やった結果、僕が表彰式の場に立っている。
 ▼名古屋・闘莉王(ベストイレブン)うれしい、本当に。特別にナラさん(GK楢崎)、(ストイコビッチ)監督、そしてお父さんの3人に感謝したい。

続きを表示

2010年12月6日のニュース