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U―22合宿にアジア杯メンバー招集せず

[ 2010年12月1日 06:00 ]

 日本協会が来年1月のアジア杯(カタール)に出場する22歳以下のメンバーを、来年2月に予定しているU―22日本代表合宿には招集しない方針を固めた。原技術委員長が、30日に東京都文京区のJFAハウスで行われた強化担当者会議で各クラブの強化担当に通達。アジア杯にはFW永井(福岡大)、MF金崎(名古屋)、米本、GK権田(ともにFC東京)らロンドン五輪世代が大量招集される可能性があり、関塚ジャパンのベストメンバー集結が、またも先送りされることになる。

 U―21日本代表は広州アジア大会で、大学生、Jクラブの控え選手中心の“2軍”で金メダルを獲得。若い世代の層の厚さを示したことで、A代表優先の気運はこれまで以上に強まった。既に関塚ジャパンは、A代表の軸であるMF香川(ドルトムント)を五輪本大会まで招集しない方針を示している。来年6月からは五輪アジア2次予選が始まるが、今後の状況次第では予選にも“1・5軍”以下のメンバーで臨む可能性もありそうだ。

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2010年12月1日のニュース