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ドルトムント首位奪回 香川、ゲッツェら若手が躍動

[ 2010年11月1日 17:47 ]

 サッカーのドイツ1部リーグで日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは31日、アウェーでマインツとの首位攻防に臨み、若い選手がピッチで躍動、2―0で制してトップの座を奪い返した。

 21歳の香川をはじめ、若手が中軸のチーム。この日の主役はU―21(21歳以下)ドイツ代表の18歳、ゲッツェだった。前半26分、縦パスがこぼれたところをペナルティーエリア内に切り込みながら先制ゴール。後半22分にパラグアイ代表FWバリオスの勝負を決める追加点をおぜん立て。敵地での大一番でクラブのユース出身の新星が1得点、1アシストと輝いた。
 選手、指導者として18年間在籍した古巣に快勝したドルトムントのクロップ監督は「しぶとい相手にもゲームプラン通りにできた」と話した。
 今季はこれでアウェー戦はチーム記録タイの5連勝。10試合を終えて8勝1分け1敗で、マインツとは勝ち点1差、3位とは同7差。「現時点でリーグ優勝のことは一切頭にない」とクロップ監督は冷静に受け止めるが、若手の活躍でチームの勢いは増している。(共同)

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2010年11月1日のニュース