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浮足立った序盤の失点…急造チームが弱さを露呈

[ 2010年1月6日 23:33 ]

 【日本―イエメン】立ち上がりから何かがおかしかった。キックオフ直後にFKとCKから大ピンチを迎えた日本は、格下のイエメンを相手に後手に回った。浮足立ち、前半13分に右CKから頭で決められ、あっけなく先制を許した。

 「ぶっつけ本番になるが、このチームで勝ち点を取る」と話していた岡田監督だが、わずか5日間の準備しかなかった急造チームが弱さを露呈。セットプレーでは明らかにマークがずれ、意思疎通も欠いた。
 若手ばかりで思うようにリズムをつくれない。パスワークもぎこちなく、39分にも豪快なミドルシュートを決められ、傷口が大きく広がった。
 山田直の負傷交代でピッチに立った平山が打点の高いヘディングで1点を返したが、前半は1―2での折り返し。選手たちは首をかしげながらロッカールームに引き揚げた。(共同)

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2010年1月6日のニュース