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俊輔定位置獲りへ“司令塔”がお墨付き

[ 2009年7月24日 06:00 ]

戦術練習に汗を流す中村俊輔

 エスパニョールのMF中村俊輔(31)がチームの“重鎮”に実力を認められた。23日に会見に臨んだ司令塔デラペーニャから「中村は技術、視野がある素晴らしい選手でチーム力を上げてくれる。彼のような選手とチームメートになったことを誇りに思う」と絶賛された。中村とデラペーニャは同じパサータイプ。定位置争いのライバルとなる可能性もあったが、共存に大きく前進した。

 デラペーニャはポチェッティーノ監督の3歳年下の33歳。2人は指揮官の現役時代から苦楽をともにした仲で厚い信頼関係で結ばれている。デラペーニャからダメ出しを食らえば、チームの構想から外れるほどの影響力を持つだけに、中村も「うまくやらないとね」と話していた。中心人物から、お墨付きをもらったことはスペインでの成功に向けた追い風となる。(ジローナ・木本新也)

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2009年7月24日のニュース