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FIFA会長が見解「経済危機の影響避けられない」

[ 2009年3月12日 14:44 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は11日、経済危機がサッカー界に及ぼす影響について「(経済危機の)第二波によるスポンサーへの影響は避けられない」との見解を示した。

 ブラッター会長は外国人投資家による投資を歓迎する一方、「イングランドではクラブがファンのものではなく投資家のものになっている」との懸念も表明した。イタリア1部リーグ(セリエA)のACミランに期限付き移籍中のMFベッカムが引退後、米プロリーグMLSのクラブを購入する意向を示したことについては「サッカーで富を築いた選手がサッカーに再投資するのは素晴らしいことだ」と語った。
 さらに同会長は、MLSが欧州で一般的な晩夏から翌春の実施ではなく「春秋制」を採用していることについて、大陸間の選手移籍の障害になっていると苦言を呈した。(AP=共同)

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2009年3月12日のニュース