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我那覇裁定で 鬼武チェアマンけん責処分

[ 2008年7月15日 21:02 ]

 Jリーグがドーピング違反として川崎FのFW我那覇和樹に科した処分をスポーツ仲裁裁判所(CAS)が無効と裁定したことを受け、鬼武健二チェアマンは15日、自らをけん責処分とすることを決め、理事会で報告した。チェアマンが処分を受けるのはJリーグ発足後初めて。

 理事会はクラブに監督責任があったとして、川崎への制裁金1000万円は返還せず、ドーピング撲滅のための啓発活動資金に充てることを決めた。返還を求めていた川崎も同意した。
 また、Jリーグは複数の法律事務所に問い合わせたところ、CASは我那覇が受けた静脈内注入がドーピング違反かどうかの結論を下していないとの見解を得たことを明かした。我那覇の弁護団は、CASが今回の静脈内注入は正当な医療行為だったと判断したと主張している。

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2008年7月15日のニュース