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手の内隠し?バーレーン4バック

[ 2008年3月23日 06:00 ]

 バーレーン代表は21日に同国のマナマで行われたイランとの親善試合を1―0で制し、国際Aマッチ4連勝で日本戦に弾みをつけた。

 岡田監督はテクニカルスタッフ2人を送り込んだが、布陣とメンバーは予想外だった。「相手の3バックは大きい。いかに裏を抜けられるか」と3バック対策を考えていたが、この日は4バックだった。さらにバーレーン国籍を取得した元ナイジェリア人のエースFWジェイシーら主力の一部は欠場。スルタン広報は「プレーしなかった選手が重要。彼ら(日本代表スタッフ)が見られなかったのはいいこと」と手の内隠しを認めた。

 一方で、ラフプレーは予想通りだった。完全に足元を狙ったスライディング、パスを出したあとのタックルなど、荒々しさが目立った。さらに、日本代表を分析するテクニカル担当のタージ氏は「もう分析は終わった」と話し、攻守のカギとなる中村憲、鈴木の名前を挙げて「彼らの動きも分かっている」と不敵な笑みを浮かべた。芝の状態も良いとはいえず、日本にとって一筋縄でいかない試合になりそうだ。

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2008年3月23日のニュース