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俊輔“イイところなし”のフル出場

[ 2008年3月23日 23:21 ]

 サッカーのスコットランド・プレミアリーグで中村俊輔が所属するセルティックは23日、リビングストン(英国)でグレトナと対戦し、中村は右MFでフル出場した。得点には絡めなかったが、チームは3―0で快勝した。

 中村は前半にシュートを放ったが決められなかった。チームは前半42分に先制し、後半にも2点を加えた。
 グレトナがホームで使用するマザーウェルの競技場のピッチ状態が劣悪なため、中立地のリビングストンで開催された。

 ≪存在感も薄れ…≫中村は最近のチームの不調を打開しようと、前半からゴールへ積極的に向かう姿勢を見せた。19分には左サイドに流れ、パスを受けてのシュートを打ったものの、相手DFにコースに入られた。同28分には約25メートルのFKを直接狙ったが力のない球に終わった。
 最下位グレトナ相手にいい攻撃の形がつくれないでいたセルティックは、前半終了間際の先制点を機に計3ゴール。次戦の首位レンジャーズ戦を前に勝ち点3は得た。ただ、中村は得点に絡めず、後半に入ると攻撃での存在感は薄れがちだった。
(共同)

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2008年3月23日のニュース