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初代メダリストならず…団体5位 明子「ごめん。申し訳ない」

[ 2014年2月11日 05:30 ]

ト団体女子フリーの演技を終え、チームメートに向かい手を合わせる鈴木明子

ソチ五輪フィギュアスケート団体

(2月9日)
 団体初代メダリストの夢は最終競技の前についえた。女子フリーの鈴木が4位となり、日本はイタリアと並ぶ4位タイの45点。3位の米国(50点)と5点差がつき、最後のアイスダンス・フリーダンスで1位となっても逆転は不可能となった。

 演技を終えた鈴木は首をかしげた。「日本チームの力になれる演技じゃなかった。悔しさが大きすぎ。みんなで喜びたかった」。7つのジャンプのうち3つが回転不足で3回転ループは2回転と判定された。自己ベストを20・69点も下回る112・33点。浅田らに「よく踏ん張ったよ」と声を掛けられたが「ごめん。申し訳ない」と謝った。本調子ではないという自覚はあった。

 19日の女子SPに向けて一度ソチを離れてアルメニアで調整。「リフレッシュにもなるし、気分転換して一からやりたい」と逆襲を誓った。

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