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西14位、遠藤15位…モーグル日本勢、決勝2回目に進めず敗退

[ 2014年2月11日 03:45 ]

男子モーグル決勝1回目を終え、厳しい表情で電光掲示板を見つめる遠藤尚

 ソチ五輪第4日の10日、フリースタイルスキー男子モーグル決勝が行われ、1回目で西伸幸(28=白馬クラブ)は14位、遠藤尚(23=忍建設)は15位に沈み、2回目に進めなかった。

 予選2回目で8位に食い込み決勝に駒を進めた西は、決勝1回目で第1エアでコークセブン、第2エアはバックフリップを決め、スピードあふれる滑りをみせたものの、21・73点にとどまった。

 予選1回目4位で決勝進出を決め、メダルが期待された遠藤は決勝1回目、第1エアでコークセブンを決め、ミドルセクションでリズムに乗ったが、第2エア後にラインを外れる痛恨のミスで21・73点。西の順位を下回る15位となり、上位12人による決勝2回目には進めなかった。

 優勝は26・31点をマークしたアレクサンドル・ビロドー(カナダ)。男女を通じて、フリースタイル初の2連覇を達成した。

 ▽モーグルのソチ五輪大会方式 前回大会は予選上位20人が決勝に進み、順位を争った。今大会は予選1回目に全選手が出場し、まず上位10人が決勝に進出。残る選手が予選2回目に回り、上位10人が決勝に駒を進める。20人が滑る決勝1回目で12人に、2回目で6人に絞り込み、3回目でメダルを争う。

 ▼西伸幸の話 調子が良かったので、逆にプレッシャーを感じてしまった。決勝は調子よく滑れた。できれば次(の五輪)も目指したい。

 ▼遠藤尚の話 悔しいし情けない。いい準備はできていたが、自分が甘かった。この借りは返したい。次は表彰台に立ちたい。

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