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鈴木芙 日本勢最高39位も走力の差実感「今の実力はこんなもの」

[ 2014年2月11日 05:30 ]

女子7・5キロスプリント 射撃をする鈴木芙由子(左)

ソチ五輪バイアスロン女子7・5キロスプリント

(2月9日)
 自衛隊所属の日本勢4選手は2大会連続出場の鈴木芙由子(25)が22分47秒4で39位に入ったのが最高だった。初出場の中島由貴(23)は68位、鈴木李奈(23)は80位、小林美貴(26)は81位。アナスタシア・クズミナ(29=スロバキア)が21分6秒8で2連覇を飾った。

 海外勢との走力の差を痛感した。日本のエース鈴木芙が計10発の射撃で外したのは1度だけ。しかし、トップと1分40秒6差をつけられて39位に終わり「自分の今の実力はこんなもの」とお手上げだった。体の動きが鈍く、力を入れてスキーを滑らせようとしても「すぐに限界に達した」そうで「追い込めないモヤモヤがあった」と話した。

 中島は終盤の失速で68位。60位までが進出の10キロ追い抜き(11日)に進めず「残れなかったのは残念だけど全力を出せた」と潔かった。また、鈴木李は立射で2つ外し、小林は伏射で1つ外した上に立射では2つ目から4連続失敗と射撃の課題を露呈。80位の鈴木李は「脚が張って姿勢を止められず余裕がなかった」と唇をかみ、81位の小林は「外した後の修正が課題」とうなだれた。

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2014年2月11日のニュース