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アドゥー封じ任せた!細貝 米国戦先発へ

[ 2008年8月6日 06:00 ]

米国戦先発が有力となった細貝(右から2人目)は試合会場の天津五輪センター体育場で練習する

 【北京五輪・サッカー】男子日本代表のMF細貝が7日の初戦、米国戦に先発する可能性が高くなった。7月24日のオーストラリア戦で肋骨にひびが入り、実戦から遠ざかったまま天津入り。いまだ痛み止めを飲みながらのプレーが続いているが、この日の非公開練習では先発組の守備的MFで本田拓とコンビを組み「ファウルを恐れずにガツガツいきたい」と闘志を見せた。

 7月29日のアルゼンチン戦で先発した梶山には攻撃力で劣るものの、守備力では上回る細貝。最大のミッションは米国のエース、アドゥー封じだ。米国は、エースの19歳FWをトップ下で起用し、攻撃的な布陣で挑んでくることが予想される。日本のボランチの守備が勝敗の行方を左右するだけに、細貝にかかる期待は大きい。その細貝は「TVで見てもパワーもあるし、スピードもある」と警戒しながらも「持たせないことが大事」と対策も頭に描いている。手負いのボランチが、痛みをこらえてエースつぶしにかかる。

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2008年8月6日のニュース