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もう韓国みたいな“奇襲”はできません!

[ 2008年8月6日 06:00 ]

練習試合が雨天中止となったが、ベンチで空を指差し笑みを浮かべる星野監督

 【北京五輪・野球】星野ジャパンに“追い風”の新罰金制度が明らかになった。昨年のアジア予選(台湾)の韓国戦で物議を醸したメンバー変更について、試合1時間前に大会本部へメンバー表を提出後に2人以上メンバーを変更した場合には罰金1000ドル(約10万8000円)という新たな条項が加えられたことが判明。日本代表関係者は「罰金を科せられるならば、そうそう変更をしてこないのでは」と抑止効果に期待した。

 国際野球連盟(IBAF)のルールは試合1時間前のメンバー表提出を義務づけており、これとは別に両チームは試合20分前に正式にメンバー交換する。最初の提出後にメンバー変更しないことは監督会議の申し合わせ事項でしかなく、昨年の韓国は提出後にメンバー変更。星野監督の抗議は認められなかった。
 「もう1時間前に提出せんぞ」と冗談で話した星野監督は「ただ勝つだけじゃなく、感動を与えたいんや。だから正々堂々勝ちたい」とした。罰金は2人以上の変更だから投手を右腕から左腕に代えていても対象外。それでも大幅なメンバー変更が抑止されれば、正攻法で戦う星野ジャパンにはプラス材料となる。

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2008年8月6日のニュース