競輪ワールドシリーズ7年ぶり開催!【世界の脚VS日本の絆】来日6選手会見

[ 2026年5月12日 09:30 ]

競輪ワールドシリーズ会見に参加した6選手
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 「競輪ワールドシリーズ」は6月から9月にかけて全国10カ所の競輪場で行われる。外国人招へいレースの開催はコロナ禍前の2019年以来7年ぶり。パリ五輪で3個の金メダルを獲得した男子のハリー・ラブレイセン(29=オランダ)、パリ五輪で2冠に輝いた女子のエレセ・アンドルーズ(26=ニュージーランド)ら男女各3人の外国人選手が参戦する。11日、都内で会見が行われ、世界最高峰の選手が意気込みを語った。

 世界的なトラック競技のスターが来日し、日本の競輪界に新たな刺激をもたらす。7年ぶりの外国人招へいレースは、この上ない豪華な顔ぶれがそろった。フォーマルな出で立ちで現れた選手たちは終始、笑顔だったが、言葉の端々にはトップ選手としての誇りが感じられた。

【絶対王者】
 男子の最大の注目は、オランダの至宝・ラブレイセンだ。東京、パリの五輪2大会で5個の金メダルを獲得。昨年のUCI(国際自転車競技連合)世界選手権では4冠に輝いた。その〝絶対王者〟が、ついに日本の競輪へ初参戦を果たす。会見では「トゥルーマンとカナダのバーで飲んでいる時、日本で走りたいと話していた。先にトゥルーマンが呼ばれて嫉妬していた」というエピソードも明かした。

 ケイリンと競輪はルールの違いがあるが、競輪学校での模擬レースで感覚はつかんでいる。「たくさんのレースで勝つ」だけでなく「レコードも残したい」と記録へのこだわりも示した。2年後のロサンゼルス五輪を見据え、大会の間にはロスに飛んで視察することも明かした。

【最速スプリンター】
 リチャードソンも日本の競輪に参加するのは初めて。200メートルタイムトライアルで唯一9秒の壁を破っている男は「UCIとやり方が違うが、日本でスキルを得ればUCIでも役に立つ」と捉えている。

【日本を愛するオールラウンダー】
 トゥルーマンは18、19年に参戦して7度の優勝を飾っている。イギリス人らしく「雨の中のレースには慣れている」と屋外での戦いも意に介さない。ラインの概念も深く理解しており「勝てる戦略はいろいろある」とさまざまな脚質を見せてくれそうだ。

【女子も強豪3人】 
 女子のエース的存在になるのがアンドルーズだ。パリ五輪はケイリン、スプリントで金、チームスプリントで銀となった。ガールズケイリンは初参加で「日本に来ることは長い間の夢であり、招待されたことは大きな名誉」という。屋外バンクについては「若い頃に母国で走っていた経験を思い出す。懐かしくて良い感触がある」とポジティブに捉えている。「ハッピーで明るい性格をファンに見せたい」と笑顔で語った。

 パリ五輪のケイリン銀メダリストのファンデルワウも初のガールズケイリン。「環境を変えて新しい刺激を受けることが必要だった。戦略を練る良い機会」と日本でさらなる成長を期している。

 グロは18、19年以来の参戦で、当時を振り返り「人生で最高の経験の一つ」と明かした。「見せたいのはロングスプリント」だが、加速力がアップしていることもアピールした。

 各選手とも勝利への執念とともに、日本文化へのリスペクトも口にした。日本の選手、ファンと交流しながら、世界のトップレベルの走りを披露する。

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