【ボートレースコラム】大久保佑香は空気を読む努力ができる人

[ 2026年1月27日 16:08 ]

「もっとレースで活躍できるように頑張りたい」と話す大久保佑香
Photo By スポニチ

 ボートレースで江戸川で23日に開幕したG3オールレディース「江戸川女王決定戦KIRINCUP」で、スポニチ紙面企画用の取材をする予定があった。

 タイミングを計りながら取材対象選手(この選手が誰かは、スポニチのXを見ていただけたら分かります)に声をかけると、たまたま近くにいた大久保佑香(24=埼玉)が付き添うようにずっとそばで話を聞いていた。失礼ながら、その時点では取材がうまくいくか一抹の不安があった。取材意図から離れた、ちょっと違うノリになってしまうかもしれないと思ったからだ。しかし、そんな思いは全く不要だった。ほどよく合いの手を入れてくれる大久保のペースで取材が続き、驚くほどスムーズに終えることができた。

 SNSやトークイベントなどで引っ張りの大久保。さまざまな場面を経験して、空気を読むための努力の方法を身につけているんだな、と実感した。このシリーズ、大久保は予選をクリアできなかった。「試運転は悪くないと思ってレースに行くと物足りない手応え。レース足がないのかも」と反省していたが、すぐに前を向いて「残りのレースでひとつでも連に絡みたいので、ペラ調整をやってみますね!」と作業に没頭。5日目1Rは2着と今シリーズ初めての2連対絡みを果たした。

 勝っても負けても課題を突きつけられるボートレーサーという仕事を全うしつつ、ファンに向けて質の高い発信を続けていくのは大変。そんな大久保へ少し真面目に「今後の目標は?」と問いかけた。大久保は「レースでいい結果を出せるように頑張りたい」とシンプルに即答。水面での活躍を誓っていた。最後に勇気を振り絞って「空気を読む努力ができる人なんですね」と投げかけると、大久保は何も言わずにまぶしい瞳をこちらに向けてきた。空気を読めない質問でごめんなさい。(大野 順平)

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