【住之江ボート 16日開幕 SGグランプリ「金冠への道」】流れは来た・山口剛 覚悟決めた・峰竜太

[ 2025年12月9日 10:00 ]

山口剛
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 3年連続の開催となるボートレース住之江の「第40回グランプリ」は16~21日の6日間で覇を競う。大一番を前に、今年もGP戦士18人に特別連載「金冠への道」で意気込みを聞く。

▽山口剛(7位、2年ぶり4回目)

 1本のフライングで調子が崩れた。山口は7月のびわこボートレース甲子園でのS事故でリズムが急降下。ずっと我慢のレースが続いていた。

 「フライング1本持っていると余計なことを考える。リズムが上がらなかった」

 潮目が変わったのが11月の戸田G1。そこで準優勝すると流れが一気に変わった。

 「準優勝できて、まだつながっているなと思えました」

 福岡チャレンジカップは会心の差しハンドルで池田浩二の牙城を崩し、優勝を引き寄せた。

 「優勝できて、グランプリに行けるという青写真は描いてなかったですね。それぐらい調子は良くなかった」

 本人も想像しなかった展開、結果で賞金ランクは25位から7位まで一気にジャンプアップ。グランプリ1stの1号艇からスタートとなった。

 「支部長をやっていると、広島支部から誰かグランプリっていう使命感があります。トライアル1st1号艇で、まずしっかり逃げて。凄く楽しみです」

 リベンジの時は迫ってきた。3年前は1走目でF、一昨年は1走目に転覆の憂き目に遭ったが、挽回するチャンスをつかみ取った。

 舞台は住之江。「イメージいいですよ。調整合いますね。結構つかんできてます」

 この勢いで結果を出して、過去3大会の無念をここで一気に晴らすか。

▽峰竜太(8位、3年連続11回目)

 11月まるがめ周年は終始、主役を全うして、1年3カ月ぶりの優勝。峰の調子は確実に上がってきている。

 「地元のお祭り(唐津くんち)でファンの人たちから“もう一回頑張ってくれ”ってめちゃ言われて。そんな声を生で聞けたのが、かなり良かった」

 ファンの声援が力になるタイプ。そこは他の誰よりも強い。3度目の金冠奪取へモチベーションは高まっている。

 「年齢のせいにして覚悟することから逃げていた。楽しんでとか言って。でも勝つには結局、自分が頑張らないと」

 気持ちを入れ替えて、すぐに結果が出た。気持ちひとつで流れも結果も変えてみせた。

 「絶対に勝つと覚悟するって結構つらいものがあるんですよ。それを避ければ楽ですよ。緊張することもない。ただ、やっぱりファンはそんな自分を望んでいないんですよ」

 期待を受け止めて勝つのが峰竜太。さあ、覚悟は決まった。

 「1stからでも勝ち上がって2ndで戦う覚悟もできている。3回目のグランプリ優勝は絶対にかなえたいと思っている」

 3回目が懸かっていた21年のグランプリはターンマークに激突して妨害失格。3艇を事故に巻き込んだ。

 「みんなに迷惑をかけてしまった…あのままでは絶対に終われない」

 腹はくくった。並々ならぬ決意を胸に、目指すのは3度目のてっぺんだ。

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