【下関ボート G2モーターボート大賞】松井繁 押し切って特別競走76V 予選トップから王道貫いた

[ 2025年11月2日 21:57 ]

優勝カップを手に笑みを浮かべる松井繁
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 王者が貫禄のV獲り――。ボートレース下関G2モーターボート大賞「男子スピードキング決定戦」は2日、安定板が使用される中、12Rで優勝戦が行われ、松井繁(55=大阪)が押し切って人気に応えた。G2は2013年12月9日のびわこ秩父宮妃記念杯以来となる4回目のVを決め(特別競走は昨年9月11日の津G1・72周年記念以来76回目)、SGボートレースクラシック(来年3月24~29日、蒲郡)優先出場権を手にした。椎名豊が大外から伸ばして捲り差し2着。地元・山口支部の森野正弘が3着。なお6日間の売り上げは64億1813万3500円で、目標の55億円を大きく上回った。

 王者がすんなりと押し切った。最終日は1Rからホーム向かい風が6メートルと強く、安定板を装着してのレース。調整に気を使う中、しっかりと合わせて、隙を見せずに逃げに持ち込んだ。

 進入は展示同様に枠なりの3対3。インからコンマ14のトップスタートを決めると、捲らせず差させずの完璧な逃走劇で貫禄を示した。「スタートは風がよく分からない見え方だったので集中していこうと思っていた。1マークはターンを失敗したけど、それを補ってくれる出足があった。安定板がついて難しいところはあったけど、うまく対応できた」と笑顔で振り返った。予選トップ通過から、まさに王道を突き進んでのV獲り。今回もまざまざと存在感を見せつけた。

 初日ドリームをあっさりと逃げ、出足、回り足に手応えをつかむと勢いに乗った。予選道中では強烈な追い上げを見せるなど、卓越したさばきと調整力でファンの期待に応えた。

 「2日目からは優勝を意識して走っていた。しっかり走ればチャンスはあるなと思っていった。最近は優勝していなかったけど、いつも通りの気持ちだった。たまにはいいことがあってもいいでしょう」

 ここからはG1ロードが続く。まるがめ、徳山を走り、12月は7日から12日の当地71周年記念で再び、その雄姿を見せる。「これからも一走一走力を込めて、全力で頑張っていきます」。ボートレース界の第一人者は、まだまだ白星を積み上げていく。

 ◇松井 繁(まつい・しげる)1969年(昭44)大阪府出身の55歳。服部幸男らと同じ64期生として89年5月13日に住之江でデビュー。通算優勝は146回。初優勝は1990年8月28日の芦屋新鋭リーグ。G1初優勝は92年5月18日の戸田36周年記念。SG初優勝は96年5月27日の児島オールスター。G1優勝60回。SG優勝12回。1メートル68、血液型O。

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