【ボートレースコラム】飛田江己 大舞台の楽しさを味わうため…A1級キープへ勝負の1カ月

[ 2025年10月1日 04:30 ]

4期連続のA1キープへ勝負の10月を迎える飛田
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 A1級キープに向けて勝負の1カ月が始まる。今期勝率でキャリアハイとなる7点台をマークした飛田江己(24=埼玉)は、6月のG1からつ周年でフライングしてから大ブレーキ。F休み前の7月時点で来期適用勝率(審査期間5~10月)は5.67と4期連続のA1級在籍に暗雲が垂れ込めた。しかし、師匠の有賀達也からかけられた言葉をきっかけに一変した。

 「“結果を気にせず、伸び伸びやってこい”と言われた。結果が駄目だと落ち込んでしまっていたけど、それからは結果を気にせずに自分のやりたいようにやろうと思えた。この競技は本当にメンタルだと思う。スタートもしっかりと行けるようになった」

 休みが明けた8月の津から平和島周年、宮島ヤングダービーのG1・2節を含む6節連続で予選を突破。本来の力を存分に発揮し、来季適用勝率は6.33まで浮上した。上の舞台での手応えもモチベーションにつながっている。

 「記念で勝つとうれしい。一般戦とは違う。イン逃げもだけど、2コースより外枠から勝ったときが本当にうれしい。記念はレベルが違うと思っていたけど、エンジンと調整が合えば戦えると思えてきた」

 G1デビューした24年9月の桐生ヤングダービー、続く25年1月の江戸川周年で予選敗退も、2月の戸田地区選で準優出。勇み足に散った6月のからつ周年も準優好枠が狙える位置から勝負した結果。それが重荷となり壁にぶつかったが見事に突き破った。

 目標は夢の大舞台。「SGに出たい。勝てれば楽しいし、原動力になる。SGだったらもっと楽しいと思う。そのためにはA1に残らないといけない」。次なるステージへ進むためにも勝負が懸かる今月の三国、江戸川G2、鳴門でひと回り強くなった姿を見せる。(中尾 彰宏)

 ◇中尾 彰宏(なかお・あきひろ)1990年(平2)11月25日生まれ、埼玉県出身の34歳。飛田は宮島ヤングダービー最終日10Rでチルト1.5度にして6コースから捲り勝ち。調整の引き出しも増えている。

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