【ボートレースコラム】ファンと走り続けた日高逸子さん

[ 2025年9月25日 04:30 ]

日高逸子さん
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 福岡支部の“グレートマザー”こと日高逸子さんが、先月19日をもって現役生活にピリオドを打った。4月の桐生ヴィーナスシリーズを最後に長期の休養期間に入ることを表明。結果的にそのままカポックを脱ぐことになった。来月7日で64歳。まだまだ走れるという声も聞かれたが、突然辞めるのも日高さんらしい。

 開会式やインタビューのユーモアある姿を目にするファンは、陽気なおばちゃんというイメージかもしれない。ただ、ピットで目にする姿は修行僧のようだった。無駄なことはせず、レース前は一人でメモが書かれた手帳をじっくり見返すのがルーティン。結果が悪かった時は「(エンジンは)出ていません」とピシャリ。取材するところを見ていた他の選手に「大変ですね」と苦笑いされたこともあった。

 ただ、厳しく自身を律していたのも舟券を買ってくれているファンを常に感じていたからこそ。23日にボートレース福岡で行われた引退報告会では「選手として走れたのもファンの皆さんのおかげです」と感謝した。まずはゆっくり体を休めて…と言いたいところだが、日高さんのことだからすぐに動き出すのだろう。40年間、お疲れさまでした。(鳥飼 祥平)

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