【ボートレースコラム】中島秀治 後輩の言葉に背中を押された

[ 2025年4月16日 04:20 ]

トップルーキーに初選出された中島秀治
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 ときに人生の中で、転機となるような言葉との出合いがある。中島秀治(29=滋賀)は1期下の後輩・定松勇樹の言葉に目を覚まされたという。「自分はあまり良くないエンジンを引いた時に、諦めてしまうようなところがあった。それを、定松君にもっとやれることはあるはずと叱られた。自分ではやっているつもりでも足りなかった。そのことに改めて気付かされてからですかね。成績も上がってきた」

 24年9月、10月、25年2月とこれまでより短いスパンで優勝回数を重ね、勝率も6・50を超えるようになった。24年後期にA1級に昇格し、25年前期もキープに成功。25年後期は昨秋に立て続けに2本のフライングを犯した影響で、出走回数不足によりA2級からの出直しが濃厚だが、今年は初めてトップルーキーに選出された。トップルーキーには「登録6年以内のA1級のレーサー」という選出基準があり、中島にとってはラストチャンスをつかんだ形だ。「3月のトップルーキー講習会で他のメンバーと会って、そこでも刺激を受けました。飛田(江己)君とか若いのに考え方もしっかりしている」

 中島はG1福岡周年(~18日)に出場中で、世代別ではないG1には初出場。初日2Rをインから逃げて白星を飾った。滋賀支部では弟分で、いじられキャラだった中島も12月に30歳を迎えるため、今年でルーキーは卒業。「自分はここまで時間がかかってしまったけど、もっと強くなりたい」。後輩の言葉に背中を押され、もう一段、二段と、上のレベルを見据えている。(秋田 麻由子)

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