【気になるボートレーサー「ピットUP」】出畑孝成 調子に乗るけど乗ったら強い「SGに行ってみたい」

[ 2025年3月22日 04:30 ]

ドレッドヘアでポーズを決める出畑孝成
Photo By スポニチ

 父・出畑孝典とは一文字違い。すぐに2世レーサーと気付くだろう。出畑孝成(18=福岡)。SG優出歴もある父からの教えは単純明快だ。

 「スタートを行って、エンジンを出して、ターンマークを回ってこい」

 23年11月にデビューして1年4カ月が経過した。2月の鳴門で初の予選突破。勢いそのままに待望の初優出を決めた。133期では一番乗りだった。

 「ダブルエース機のひとつを引いて、出ていましたね。エンジンが良くて、スタートを行けば、こんな勝てるんだというのが分かったのは大きいです。同期で一番はやっぱりうれしいですよ」

 準優は5コース捲りで快勝。優勝戦も5コースからトップスタートで仕掛けたように攻撃力はなかなかのものがある。うれしい半面、残念だったことがあるという。「(優出)インタビューもなかったし、カウル(風よけカバー)が換わることもなかったんですよね」。“VIP”扱いされなかったことが拍子抜けだった。

 レーススタイルは攻撃派。「どちらかといえば伸び寄りが好き。スタートを行って握りたい」という。

 明るいキャラクターで目立つことが大好き。優出した後、博多の美容院でドレッドヘアに変身した。「先輩に覚えられるといいな、と思って、これにしました。調子に乗っていると思われるかもしれませんけど、乗れるときに乗っておこうかな」と豪快に笑い飛ばす。新人らしからぬ強心臓だ。一度見たら忘れない自慢の頭髪は仕上がるまで4時間半。料金も2万5000円で3、4カ月に一回は手入れが必要だけに、しっかり稼がなくてはならない。

 当面の目標は「父より先に優勝したい」。将来的には「養成所時代の目標は24場制覇でしたけど、その前にSGに行ってみたいですよね」と目を輝かせる。身長は公称1メートル74だが「まだ伸びていると思います」と語る通り、今がまさに伸び盛りだ。

 ◇出畑 孝成(でばた・こうせい)2006年(平18)4月24日生まれ、福岡県出身の18歳。23年11月9日に福岡支部所属の133期生として福岡でデビュー。24年8月の福岡で初1着。今年2月の鳴門で初優出。通算5勝。133期同期には村松将平、長尾萌加らがいる。1メートル74、55キロ。血液型B。

続きを表示

「2026 天皇賞(春)」特集記事

「京王杯SC」特集記事

ギャンブルの2025年3月22日のニュース