【気になるボートレーサー「ピットUP」】網代良芽 初勝利を契機にレース内容がぐんぐん上昇中

[ 2025年2月22日 04:30 ]

昨年11月に水神祭を挙げた網代良芽
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 デビュー2期目の昨年11月14日、ボートレース津4日目5Rで網代良芽(りょうが、20=兵庫)は念願の初勝利を達成した。

 伸び一撃仕様の福井支部・佐藤悠のエンジンを引き継ぎ、チルト2度。「そのまま行きました。前検からタイムも良くて。(伸び仕様のペラを)見れないので」(網代)。前操者を信頼してレースに臨んだ。

 「初日から水神祭“未遂”を繰り返しました。スタートを行けて、5回ぐらい絞る展開があった」。強力伸び型エンジンが初勝利へと導こうとしてくれていた。3日目にも先頭に躍り出るレースがあったが「風で2マークを外してしまって。悔しくて。渋川選手が水神祭をやったので、僕もと思っていて力んでしまいました」

 大阪支部133期の渋川夏が11月13日に初勝利。火のついた闘争心を落ち着かせた翌14日も、チルト2度の相棒は噴きに噴いていた。展示タイムは6秒57。「出足系も来てました。バランスが取れていた」。5コースが攻めてインが応戦する絶好1マークの展開を大外から捲り差し、うれしい初勝利をたぐり寄せた。

 初1着を挙げた網代は確実にレース内容の質を上げてきた。2、3着の本数も増え、地元尼崎での舟券絡みは珍しくなくなった。

 津の2度で「絞るレースを続けていたら視野が広くなりました」。逆に展開を捉える余裕が生まれ、舟券貢献度も上がっている。

 前走の尼崎“まくってちょ~うだい!!”は捲りに特化した名物レース。「まずは、乗り心地を求めることを重視しています。自分のターンができるように旋回力を上げていきたい」。そう抱負を語り、序盤はマイナスチルトで3着2本。最終日はチルト2度で6コースから2着と、調整の引き出しが増えてきた。

 今期の目標は「フライングしちゃったので事故なくB1に上がりたいです。古結(宏)さんの家に行ってペラの指導を受けています」。エンジン出しに定評のある先輩の師事を仰ぐ。

 F休み明けは桜のつぼみがふくらむ頃か。「良芽」が芽吹く春は、さらなる躍動の季節となる。

 ◇網代 良芽(あじろ・りょうが)2004年(平16)3月8日生まれ、兵庫県出身の20歳。兵庫支部134期生として24年5月、尼崎でデビュー。デビュー62走目の24年11月14日津で初勝利。同期は石井伸長、長谷川暖ら。1メートル60、52キロ。血液型O。

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