【桐生ボート PG1第11回ヤングダービー】嵐の激戦を制したのは井本昌也「運が良かった」

[ 2024年9月18日 19:02 ]

嵐の中の激闘となった5Rを制した井本
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 ナイター開催のプレミアムG1「第11回ヤングダービー」は18日、群馬県のボートレース桐生を舞台に開幕。初日5Rはピットアウト後に急激に雨脚が強まり、雷が鳴り響く“嵐の一戦”となった。

 この激戦を制したのは4号艇の井本昌也(27=山口)。4コースのカドから差し切り、白星発進に成功した。「1周2コーナーからは風も強くなってきてヤバかった。1周1コーナーから、あの水面だったら差せなかったと思う。運が良かったです」。過酷な状況の中で最高の滑り出しを決め、目尻を下げた。

 仕上がりも良好だ。「伸びは普通だけど回り足、出足はいいと思う。ピット離れも良かったので外枠でも楽しみがあります」。2連対率29%の低勝率機だが、申し分のない手応えを得ている。

 ボートレース下関で行われた昨年のヤングダービーは得点率26位タイで予選落ち。地元で気合を入れて臨んだが、結果を残すことはできなかった。それだけに「今年は優勝戦に乗りたい」と力が入る。2日目以降も枠番不問で目が離せない存在だ。

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