【競輪・次世代型トレセン26年竣工へ】パリ五輪代表・太田りゆ「いい選手が出るはず。負けません」

[ 2024年9月18日 15:51 ]

次世代型総合トレーニングセンター建設は太田りゆ(右)も歓迎。「いい環境がいい結果につながる」と語った。左は北井佑季
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 日本競輪選手養成所(静岡県伊豆市)で18日、次世代型総合トレーニングセンター建設(26年竣工予定)に伴う起工式とプレスイベントが行われた。

 パリ五輪自転車代表の太田りゆ(30=埼玉)もイベントに出席。北井佑季(34=神奈川)とトークセッションに臨んだ。

 「休養」と「訓練」を一緒にして、プロへの架け橋となる「競輪LABO」をイメージした次世代型総合トレーニングセンターについて、太田は「いい環境がいい結果につながることを自分が実感している」と熱く語った。陸上競技出身で養成所時代からナショナルチームでも活動してきたエリートは、後輩たちの台頭に期待した。

 「日本代表ブノワ・テクニカルディレクター、滝澤正光所長から学んできた場所。私の頃は髪の毛は短く、ケータイ禁止、化粧禁止という時代だったが、新トレセンは男女で入り口が違うと聞いた。過ごしやすくなる」と太鼓判。

 ガールズケイリンについて「自立して稼げるし、私がロールモデルになる。いい環境から選手が出てくると思うが、負けません」と笑顔で語った。

 総合トレーニング棟と候補生宿舎棟を融合し、26年を目指して建設。最新の設備を備え、より効果的で移動動線を考えた効率的なトレーニング環境を提供し、競輪界の発展と選手の育成を図る。

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