【津ボート G1ツッキー王座決定戦】金田拓朗の〝イイ値〟は磯部誠 思い切った調整も視野に

[ 2024年9月11日 04:30 ]

2019年から5年連続で特別戦を勝っている磯部誠
Photo By スポニチ

 ボートレース津の開設72周年記念「G1ツッキー王座決定戦」は5日目を終え、11日の最終日12Rに優勝戦が行われる。金田拓朗記者の「イイ値!このレーサー」は磯部誠に注目した。

 大きな“今年初優出”となった。磯部は準優10Rをコンマ07のトップスタートで逃げて快勝。今年5回目、G1は初の優出を決めた。

 「来年のクラシック、オーシャンカップに出るためにも今節は『初優出』したかった。4日目のイン戦で負けているから準優はドキドキしたし、1マークで横に流れたときは『また差されたか』と覚悟した」

 3日目終了時点で得点率は2位だった。4日目に1号艇がありトップ通過も狙える位置だったが4、2着で3位。1号艇の一戦も差されて2着だった。周囲からは回転不足を指摘されたと言うが、自分の調整を信じて伸び型の仕上がりで準優を突破した。

 「いいエンジンという手応えは感じている。どれだけ仕上げられるかは自分次第。準優の新品リング交換は戻すかもしれないし思い切った調整も考える」

 現在の賞金ランクは28位。年末に向けての賞金アップや来年のSGの出場権もかかる大きな意味を持つ優勝戦となる。そして意外や意外、津ではまだ優勝がない。G1で津初Vとなれば最高のフィナーレだ。

続きを表示

「2024 マイルCS」特集記事

「東京スポーツ杯2歳S」特集記事

ギャンブルの2024年9月11日のニュース