早すぎる別れ…21歳で急死の角田大河騎手、活躍をもっと見たかった 担当記者が悼む

[ 2024年8月10日 09:25 ]

角田大河騎手
Photo By スポニチ

 【悼む】JRAは10日、角田大河(つのだ・たいが)騎手が死去したと発表した。21歳。

 早い、早すぎる…。訃報を聞いた時、現実を受け止めることができなかった。

 無力かもしれないが自分で良ければ彼の悩みを解消する手助けをしたかった。大河ジョッキーはデビュー当時から気軽に声をかけてくれ、ふた回り以上、年が離れた記者にも、いつも笑顔で接してくれた。

 デビュー3年目の今年、勝負を懸けたのだと思う。初の北海道滞在を選択。函館開幕週の月曜、函館空港に到着した直後にばったり会って「やりますよ。期待していてください」と笑みを浮かべていた。

 まだ21歳。トップジョッキーへの階段を上り始めたばかりだったのに…。彼の活躍をもっと見たかった。天国でも大好きだった騎手となり、デビュー当初から憧れていたG1ジョッキーの仲間入りを果たしてください。(中央競馬担当・新谷 尚太)

続きを表示

「2024 秋華賞」特集記事

「府中牝馬S」特集記事

ギャンブルの2024年8月10日のニュース