【安田記念】パラレルヴィジョン豪快伸び脚!一瞬で僚馬置き去りで国枝師も満足

[ 2024年5月30日 05:28 ]

3頭併せで追い切るパラレルヴィジョン(右)(撮影・村上大輔)
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 関東馬パラレルヴィジョンが美浦Wコースで抜群の伸びを見せた。マイルに矛先を向けて連勝中の素質馬がG1初挑戦。鞍上のルメールは先週騎乗機会11連続連対の新記録を打ち立てた。人馬ともに勢いあり。一発を狙う。

 本番が待ち切れないといった動きだったのがパラレルヴィジョン。好時計をマークした1週前(Wコースで4F51秒8~1F11秒8)に続き、エネルギーに満ちている。国枝師は「元々ムダなことをしない馬だったけど、体も気持ちも要求が固まってきたので、馬が集中して走れるようになったかな」と目を細めた。

 最終リハは僚馬2頭とWコースで併せ馬。5F68秒3~1F11秒4。無理のないフットワークで追走し、直線は内を選択。ゴーサインが出ると一気にトップスピードへ。豪快な伸び脚で差を詰め、馬体を併せたエリカリーシャン(3歳1勝クラス)を一瞬で1馬身抜き去った。国枝師は「先週もしっかりやっているのでしまい重点の内容。ちょっと早めに出たけどしっかり動けた。いい反応でしたね」と満足そうだった。

 デビューから8戦で1番人気に支持された素質馬。中距離、ダートでも悪くなかったが、芝マイルに矛先を向けた近2戦のニューイヤーS、ダービー卿CTで連勝を飾った。師は「(中距離、ダートでは)われわれが思っていたよりも少しパフォーマンスが良くなかった。馬の硬さなんかを見ていても、マイルくらいが良かったのかな」と説明。5歳を迎え、最も力を出せる条件に巡り合えた。

 僚馬フィアスプライドとともに求めるのは良馬場、内枠、そして好位。指揮官は「(前走は)うまくスタートを切ってリズム良く運び、しまいもしっかり伸びる理想的な競馬だった。(今回も)できたら内からいいところをスッと取りたい」とイメージ。芝で2戦無敗のマイルでの底知れなさは大きな魅力。自分の競馬を貫けば、強敵たちとも五分に渡り合える。

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