【大井・東京スプリント】ジャスティン復活V!西&坂井連夜の重賞制覇

[ 2024年4月11日 04:55 ]

中央勢を退けて東京スプリントを制したジャスティン
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 中央交流の「第35回東京スプリント」が10日、大井競馬場で行われた。5番人気のジャスティンが直線先頭から押し切り優勝、4年ぶりにこのレース2度目の制覇を成し遂げた。同馬には「第36回かしわ記念」(Jpn1、5月1日、船橋)への優先出走権が与えられた。

 西&坂井厩舎。前日のブリリアントCに続く2日連続の重賞制覇に、表彰式では大井のファンからも熱い声援が飛んだ。前日は直線内から抜け出したが、この日は直線を向くや馬場の真ん中からすぐさま先頭に立った。後は右ステッキ連打。逃げたテイエムトッキュウを突き放すと、内から追い込んできたクロジシジョーを2馬身抑え込んだところがゴールだった。

 「ここでは言えないけど2つポイントがあって道中、力を温存できたのが大きかった。西と細かいところまで乗り方を打ち合わせして挑んだが完璧に乗ってくれた」と坂井師は鞍上の騎乗ぶりを最大の勝因に挙げた。その西も「追い切りに乗って特徴をつかんで、レースビデオを見て自分なりに乗り方を考えた。チャンスをもらってそれに応えられたのがうれしい」と笑顔で振り返った。次走は「1400メートルまでの距離で考えたい」(同師)と未定だが、8歳で復活を遂げたこの馬が再び上昇気流に乗ったのは間違いない。

 ◆ジャスティン 父オルフェーヴル 母シナスタジア(母の父ゴーンウエスト) 牡8歳 大井・坂井英光厩舎 馬主・小田吉男氏 生産者・北海道日高町の天羽禮治氏 戦績38戦10勝(南関東9戦3勝) 総獲得賞金2億9956万8400円。

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