藤岡康太騎手が死去 35歳 6日に落馬 JRA通算803勝、G1は2勝

[ 2024年4月11日 10:23 ]

藤岡康太騎手

 JRAは11日、藤岡康太騎手が死去したと発表した。35歳。同騎手は6日の阪神7Rで落馬、頭部と胸部を負傷していた。

 兄で騎手の佑介は10日午前、康太騎手の状態について「まだ意識が戻っていない状態で、本人の頑張りに期待するしかないというところで、僕ら家族も見守っている状態です。ファンの方もたくさん心配されている方がいらっしゃると思うので、何とか帰ってこられるように願ってあげてほしいと思います」とコメントしていたが、10日午後7時49分に帰らぬ人となった。

 藤岡康太騎手は07年にデビューし、同年3月3日の中京1Rで初騎乗初勝利。09年NHKマイルCのジョーカプチーノでG1初勝利を挙げ、昨年はG1・マイルCSをナミュールで制した。通算803勝。重賞は22勝。父の健一は調教師。

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