【津ボート　ルーキーシリーズ第7戦】畑田汰一　イン王道逃げで今年初優勝

通算8回目の優勝を飾った畑田汰一
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　ボートレース津の「ルーキーシリーズ第7戦　スカパー！・JLC杯争奪戦」は最終日の8日、第12Rで優勝戦が行われ、畑田汰一（25＝埼玉）が逃げて完勝。昨年10月23日のまるがめルーキーシリーズ第18戦以来となる今年初優勝を飾った。2着に佐藤隆太郎、3着に原田才一郎。2連単（＜1＞＜2＞250円）も3連単（＜1＞＜2＞＜3＞390円）も1番人気で決着した。

　節イチの出足を誇る畑田がインからコンマ08のトップスタート。佐藤の2コース差しは届かず、原田の3カド捲りも外へ流れた。先に回った時点で“王道V”は完成したといっていい。「風で少し流れたけど、出足が凄く良かったので前に進んでいましたね。乗り心地も良かったし、本当にエンジンのおかげです。今年初優勝ができてホッとしました」。今節は最後までオール2連対を外さない安定感抜群の走り。足だけでなく、コーナーワークもルーキー世代では際立っていた。

　今後は地元・戸田68周年記念（5月30～6月4日）の斡旋も入っている。「地元のG1だし、タイトルを獲りにいくつもりで走ります」と力強く宣言してくれた。

　◇畑田　汰一（はただ・たいち）1998年（平10）10月26日生まれ、東京都出身の25歳。埼玉支部の122期生として18年5月、戸田でデビュー。その節の最終日に初1着。21年の最優秀新人選手。通算8V。同期に安河内健、原田才一郎、田頭虎親、中村日向、平川香織ら。1メートル75、血液型A。