【松戸競輪・ミッドナイト初日7R】成績が急上昇中の荒木貴大「自分じゃないみたい」

2場所連続優勝中の荒木貴大
Photo By スポニチ

　＜松戸初日7R＞荒木貴大（30＝埼玉）が松阪→宇都宮と2場所連続優勝で波に乗っている。

　前走の宇都宮決勝は今シリーズも参戦している永井哉多を目標に抜け出した。今年3回目の優勝を飾った荒木は「永井君のおかげ。ありがたい限りです」と後輩の頑張りに感謝していた。

　2場所連続優勝は自身初めて。現在、7走連続2連対を果たしており競走得点がグイグイ上昇。直近4カ月の点数を93・86まで上げてきた。「競走得点は自己ベストかも。点数だけ暴走していて自分じゃないみたい。練習はしっかりやっているが結果が伴い逆に怖い（笑い）」。自力と追い込みを使い分ける今の競走スタイルがマッチして好循環を生んでいる。

　ここまで成績が急上昇してくると今期のS級点確保が見えてくる。「まだS級に上がったことがないので。頑張りたい」と鼻息も荒い。自力勝負に出る初日特選は「流れに合わせて行く。とりあえず6番手にならないように」と意気込んだ。