【取手競輪・G2「ウィナーズカップ」】最後のコレクションは坂口楓華が有終V「チャンスは向いてくれる」

[ 2024年3月24日 15:27 ]

笑顔で賞金ボードを掲げる坂口楓華
Photo By スポニチ

 <取手最終日9R>千載一遇のビッグチャンスを逃さなかった。差し脚を伸ばした坂口楓華(26=愛知)がビッグレース初優勝。「やっと獲れた」と素直な気持ちを明かすと満面の笑みを浮かべた。

 道中は3番手。目の前にいた石井寛子が児玉碧衣の巻き返しに合わせて最終バックから捲り、坂口にとっては絶好の展開が訪れた。

 「自分にチャンスが来ると信じて最後まで踏んだ」と最終コーナーから鋭く追い込み悲願のタイトルをゲット。「ここまで一日も無駄にせずやってきた。チャンスは向いてくれると思っていた」。ストイックな精神を貫く26歳に勝利の女神がほほ笑んだ。

 今後の目標は「自力でタイトルを獲りたい。GPを優勝するという夢もある。もっともっと強くなれるように頑張る」。今回でラストとなる単発レースのガールズケイリンコレクション。努力を実らせた坂口が“有終ヒロイン”として歴史に名を刻んだ。

続きを表示

「2024 オークス」特集記事

「平安S」特集記事

2024年3月24日のニュース