【伊東競輪G3「花と海といで湯賞」3日目5R】逃げて2着の日野未来「脚力が足りなかった」

連日パワフルな動きを見せている日野未来
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　＜伊東3日目5R＞

　負けてなお強しを印象づけた。

　人気レーサーの日野未来（31＝奈良）が突っ張り先行で2着。日野は「頑張って踏んだ結果、抜かれた。脚力が足りなかった」と小林莉子に3/4輪かわされて悔しそうに振り返った。

　2着でも満点に近いレース内容だ。日野は打鐘で上昇してきた増田夕華を突っ張り、さらにその外をカマして来た細田愛未の巻き返しも合わせ切った。「打鐘で増田さんが見えて突っ張らないとと思った。凄いスピードで細田さんが来て全力で踏んで（後方が）並走になってたから（小林）莉子さんを封じながらと思ったが…」。最後はすんなり後位を回った小林に差されたが、あれだけの距離をもがいても失速することはなかった。

　今回は新車を投入。上々の手応えをつかんでおり「全く問題ない。乗っていけば乗っていくほど、このフレームで良かったなと思える」と日に日にマッチしているという。

　決勝は6番車。2日目1着と同じグリーンの勝負服を身にまとい、ハイスピードを発揮する。