【福岡・にっぽん未来プロジェクト競走in福岡】明日開幕！中辻崇人を本命視◎

キャリアハイの７Ｖと絶好調の中辻崇人が優勝候補大本命
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　ボートレース福岡の12月2節目の開催となる「にっぽん未来プロジェクト競走in福岡」が10日から6日間の日程で開催される。ベテランから若手までバランス良く好メンバーが集結。SGクラシックの権利取りを懸けた選手も多く、激戦が予想される。

　シリーズを引っ張るのは今年19優出7Vと絶好調の中辻崇人。年間7Vはキャリアハイで福岡でも8月お盆シリーズを4コースからの捲り差しで制している。どこからでも1着を狙えるキレのあるターンは46歳という年齢を全く感じさせない。優勝大本命だ。

　デビュー時から潜在能力を高く評価されていた吉田裕平と宮之原輝紀も有力なV候補。吉田はSG初出場だった地元の蒲郡ダービーで優出3着と大健闘。一気にトップ戦線へ浮上。度重なるスタート事故で出世が遅れていたが、ようやく軌道に乗ってきた。10月の当地周年記念は好素性機を手にしながら不完全燃焼の結果となっただけに、雪辱を期したい。

　宮之原は10月宮島から平和島、芦屋、江戸川と4連続Vで年間6Vに到達。来年のSGクラシック出場に向けて猛チャージを懸けている。福岡水面は目立った成績を残せていないが、目下の勢いは見逃せない。

　今年4Vの中沢和志も前期だけで3Vと着実にリズムを上げてきた。地元戸田開催のSGクラシック出場に向けて、今節は何として優勝を手にしたいシリーズ。当地開催の一般戦は19年9月以来の参戦とブランクは空いたが、通算7優出2Vと水面相性は良好だ。

　6月津の事故で大ケガを負った石倉洋行が復帰戦を迎える。今年は5月までで7優出1Vと好調を維持していただけに残念な戦線離脱だった。まずは実戦勘を取り戻すことが先決。温かい目で復帰を見守りたい。