【玉野競輪G3「防府競輪開設74周年記念・周防国府杯争奪戦」3日目】清水がG前差し(10R)

[ 2023年11月4日 04:30 ]

 玉野競輪場で開催の防府競輪開設74周年記念「周防国府杯争奪戦(G3)」は今日、予選を勝ち上がった27人による準決勝3個レースを軸に3日目が行われる。10Rは犬伏湧也マークの清水裕友が気迫で突破。11Rは新山響平がパワフルに決める。12Rは古性優作が屈指の実力で寄せつけない。

清水がG前差し(10R)

 【10R】連日、迫力の仕掛けを見せる犬伏が強烈ダッシュで野口を封じる。清水がピタリと続きG前差しだ。野口もカマシ先行で犬伏に真っ向勝負を挑む。守沢が巧追からけん制して抜け出しを図る。(3)中心の狙いも。佐々木が続き伸び。九州勢も兼本を先頭に連続攻撃。中本の突破が波乱呼ぶ。

 (1)山口敦也 間を割って伸びたのは自分の武器なので。状態は悪くなくて前回よりもいい。熊本勢へ。
 (2)犬伏湧也 いいペースで走れたが抜かれたのは悔しい。暖かくて走りやすかったです。自力。
 (3)守沢太志 野口さんが強かった。最近の中では良くなっていますが足りない面もある。野口さん。
 (4)野口裕史 出切れば何とかしてくれると。初日に当たりが付いて感じは良かった。自力。
 (5)中本匠栄 近畿が中団と想定したのは作戦ミス。あの展開でもリカバリーできたので戦える状態です。兼本君。
 (6)兼本将太 持ち味の地脚が生かせました。記念の準決勝は2回目。自力。
 (7)佐々木雄一 外からなら付き切れたが…。取りあえず2着で良かった。野口│守沢君の後ろ。
 (8)西岡拓朗 たまたま内が空いて運が良かった。清水君。
 (9)清水裕友 取鳥君は勝手に残ってくれた感じ。脚の状態はいい。犬伏君。


新山ねじ伏せる(11R)

 【11R】動く選手は松浦、上杉、新山で三分戦。本命は新山。近畿勢の二段駆けは必至のムードだが力で一気にねじ伏せる。マークの永沢は追走に集中する。松浦は2日目の走りで上向きに。北日本と近畿の動きをにらみ、好位をキープして捲る。新山と力の両立で(7)=(1)が軸。上杉が飛ばし高久保が2番手から出る展開に。動き良く押し切りまで。続く村上との(5)=(2)流し注目。

 (1)松浦悠士 犬伏君のかかりが凄かった。全開で行かないと抜けない。いつものフレームに戻して、感じは良かった。自力自在。
 (2)村上博幸 古性君に追走することに集中した。連日、気合が入る位置でテンションも上がっています。高久保君。
 (3)永沢剛 何とか落車を避けられたが、いっぱいになった。新山君。
 (4)石丸寛之 犬伏君の加速が凄かった。中四国ラインの3番手。
 (5)高久保雄介 先行させられて、きつかった。収穫があるレース内容で状態はいい。上杉君。
 (6)上杉嘉槻 近畿の先頭で自力。
 (7)新山響平 外から行ければ良かったが…。反省点はあるが脚を温存できたのは良かった。自力。
 (8)飯田辰哉 青森勢の後ろに行く。
 (9)山下一輝 ラインの松浦君の後ろ。


古性が豪快捲り(12R)

 【12R】古性は2日目12Rで捲りを決めたが、レース後の表情はさえない。ただ実績は断然の存在、厳しくレースを運び迫力の捲りを放つ。稲川がピタリと続き大阪ワンツーの(2)(9)が軸。取鳥が気迫で主導権を奪取。久保田が続き進出。吉沢の追い込みの威力も確かだ。太田を追って浮上。荻原は自在戦に活路を。

 (1)吉沢純平 蕗沢君が浮いたので行ったが、迷って仕掛ける感じになって難しかった。太田君。
 (2)古性優作 初日と同じで、後ろにいても風を切るぐらいにきつかったです。前回の決勝と比べると良くない。筋肉の芯の疲れが抜けてくれない。自力。
 (3)久保田泰弘 セッティングをいじり、車輪も替えていい方向に。取鳥さん。
 (4)荻原尚人 2日間とも付いているだけですが、楽な感じはある。前で走る。
 (5)取鳥雄吾 後ろの人のおかげです。初日よりかなり良かった。自力。
 (6)佐伯翔 ラインの荻原さんの後ろ。
 (7)笠松信幸 新山君には対応できなかった。初日に続いて感じは良かった。近畿勢の後ろ。
 (8)太田龍希 出てからは流せて、うまく駆けることができた。記念の準決勝は初めて。自力。
 (9)稲川翔 高久保君が強かった。ゴール前が甘かったのは何かある。考えて走りたい。古性君。

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