【佐賀・第6回佐賀オータムスプリント】15日発走 エスケイファースト重賞初Vへ! 予想印を公開

[ 2023年10月13日 12:00 ]

地力はトップ級のエスケイファースト
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 古馬短距離路線の秋祭りにあたるスプリント重賞「第6回佐賀オータムスプリント」(距離1400メートル・1着賞金400万円)が15日6R(18時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。大きな実力差はなく混戦ムードが漂う。

 ◎⑩エスケイファースト 17年12月JRAでデビューし18年12月大井に移籍。9勝を挙げ昨年12月から新天地の佐賀へ。移籍初戦を含めて2勝を挙げると3月「九州クラウン」で重賞デビューを果たし7着。その後A1・A2特別の4月「菊池川特別」、準重賞の5月「英彦山賞」と6月「大分川賞」を制した。続く7月重賞「スポニチ杯・吉野ヶ里記念」は勝ったリュウノシンゲンから0秒1差の2着と善戦。前走8月佐賀競馬2大レースの1400メートル「サマーチャンピオンJpnⅢ」ではJRAと地方の猛者を相手に佐賀所属馬最高位の7着と意地を見せた。今回メンバーなら地力はトップ級。重賞初Vへ好位から機敏に抜け出しを図る。

 ◯④ロンドンテソーロ 18年9月JRAでデビュー。4勝を挙げ20年12月中山「カペラSGⅢ」で重賞デビューし6着。大井を経て今年の春に佐賀に転入。競走除外、レース取り止めが続いて7月「スポニチ杯・吉野ヶ里記念」が佐賀初レースとなるも6着に終わった。だが前々走9月A1・A2特別の「日向灘特別」で佐賀初勝利を挙げると同月前走900メートル準重賞の「佐賀オータムダッシュ」は2着に5馬身差をつける圧逃劇を演じて連勝。勢いがある上、先行力は確かで大仕事へ敢然とハナに立つ。

 ▲⑦タケノサイコウ 重賞Vは21年11月2歳「カペラ賞」、昨年2月3歳「JRA交流たんぽぽ賞」がある。昨年5月佐賀3歳3冠重賞「栄城賞」4着後はやや精彩を欠く場面もあったが4走前の6月A1クラス戦、続く7月A1・A2クラス戦で連勝。2走前の8月重賞「JRA交流霧島賞」は4着も、前走9月の「日向灘特別」はロンドンテソーロからクビ差の2着。展開一つで3度目の重賞Vは十分にあり得る。

 ☆③マテラユウキ これまで愛知で4勝、佐賀で12勝を挙げている。重賞は佐賀で6戦を経験しているが、近況は1750メートル以上を主戦場としている。それでも前走8月「サマーチャンピオンJpnⅢ」はエスケイファーストに続く8着。自在性は豊かで侮れない存在だ。

 △①ダイモーン 昨年3月JRAから佐賀へ。転厩当初は1750、1800メートルで好走していたが、今年はA2クラスの1400メートル戦で2勝、A1・A2クラスの1400メートル戦で1勝をマーク。前走「日向灘特別」は勝ったロンドンテソーロから0秒2差の3着と、逆転圏内にはいる。

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