【佐賀・第6回佐賀王冠賞】9日出走 ヒストリーメイカー地力は十分! 予想印を公開

[ 2023年7月7日 12:00 ]

佐賀の顔になるべくまい進するヒストリーメイカー
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 佐賀競馬古馬長距離路線、初夏の王座決定戦にあたる「第6回佐賀王冠賞」(距離2000メートル/1着賞金400万円)が9日5R(17時25分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。スピード&スタミナを兼備する実力馬が猛アピールを狙う。

 ◎①ヒストリーメイカー 中央から今年佐賀に転入。転厩初戦の2月姫路2000メートルの「白鷺賞」は中団で脚を溜め2周向こう正面で早めに先頭に躍り出ると重賞11V、兵庫の英傑ジンギをおさえて重賞初Vを飾った。JRA時代は20年2月阪神オープンの「仁川S」V。他にもGⅢ戦で4度2着の実績がある。3月佐賀で初の重賞2000メートルの「はがくれ大賞典」は8着に沈んだが、5月1800メートル重賞「佐賀スプリングカップ」は勝ち馬に1馬身差の2着、前走6月園田2400メートル重賞「六甲盃」では3着に入線。地力は十分で名実ともに佐賀の顔になるべくまい進する。

 ◯③タガノファジョーロ JRAから兵庫を経て昨年10月に佐賀へ。初重賞の11月2500メートル「九州大賞典」で2着に入線した。そこからの重賞も12月1800メートルの「中島記念」4着、今年5月「佐賀スプリングカップ」3着と善戦。前走A2級1400メートル戦は3着だったが、距離的に中長距離がマッチしている感。展開一つで大仕事はあり得る。

 ▲⑦シャンパンクーペ 19年3月JRAでデビューし4勝を挙げ昨年12月佐賀に転厩。初の重賞「中島記念」は力強く追い込んで2着。今年の重賞2月姫路「白鷺賞」は10着、3月「はがくれ大賞典」は9着と振るわなかったが、前走6月A級特別1800メートルの「小岱山特別」は逃げ切り図るマテラユウキを鋭く捕らえてV。初の重賞Vがあっても不思議ではない。

 ☆⑨スピネル 昨年10月に大井から佐賀に転籍。佐賀では17戦5勝、掲示板を外したのは1回のみと安定感は申し分ない。前走「小岱山特別」はシャンパンクーペに1馬身差に迫る2着と好内容。一発が怖い。

 △⑥ウノピアットブリオ 20年7月第3回大会で重賞2V目を飾ったが、それ以降は重賞で快音が聞かれない。それでも今年3月「はがくれ大賞典」では2着と好走。ここも底力を余すところなく発揮したい。

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