【安田記念】シュネルマイスター 悲願成就へ動き破格、手塚師「素軽さが増した」

[ 2023年6月1日 05:28 ]

嶋田を背に併せで追い切るシュネルマイスター(右)(撮影・村上大輔)
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 前走マイラーズCを快勝したシュネルマイスターがさらに上昇ムードだ。Wコースでマイネルファンロン(8歳オープン)を3馬身追走し、反応を確かめる程度で内から1馬身先着。6F83秒6~1F11秒4。力強い伸びは目を引いた。手塚師は「先週より素軽さが増した。5歳になって若い頃のうなっていく感じはなくなったけど、促すとしっかり伸びてくれる」と完成期に入った愛馬を称えた。

 前走は3歳秋の毎日王冠以来、約1年半ぶりの勝利の美酒。「開幕週で馬場が良かったのが一番の勝因」と振り返った。安田記念は一昨年3着、昨年2着とくれば、目指すは古馬マイル王の称号のみ。「東京は一番競馬がしやすい。馬場は悪くならない方がいい。ジョッキーはこの子のいいところも悪いところも全て分かっているので、競馬はお任せします」と3歳時のNHKマイルC(1着)を含めて9戦の手綱を取るルメールに全権委任していた。

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