【浜名湖・レディースVSルーキーズ】白組優勝!個人戦は中亮太が制す

[ 2023年5月11日 04:55 ]

団体戦を制し優勝旗を手にする白組団長の石原
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 ボートレース浜名湖の「第11回ボートレースレディースVSルーキーズバトル」は10日、12Rで個人優勝戦が行われ、2号艇の中亮太(26=福岡)が2コース差しで優勝。昨年8月の桐生に続く2度目のVを決めた。1号艇の鎌倉涼(34=大阪)は2着に敗れ、前回大会のリベンジならず。一方、最後までもつれた注目の団体戦は優勝戦で1、3、5着を確保した白組が勝利。通算6勝5敗とした。

 20対19の紅組リードで迎えた最終日。勝てば1ポイントが入る5~9Rが終了した時点で22対22。両者一歩も引かない好勝負が続き、勝敗はポイントアップの10~12Rに持ち越された。

 10Rは紅組が大健闘。差して先行した川井が2Mで内を突く原田雄を引き波に入れ、すかさず差した清埜が2着。川井のナイスプレーで紅組が4ポイントゲット。続く11Rは平高のフライングで白組に8ポイント。30対26と白組が逆転するも差は4ポイント。勝敗は優勝戦までもつれたが、中の優勝他、計18点を獲得した白組が12ポイントを獲得し42対26で白組が勝利。

 団長の石原は「いつもはないことですが、6着の選手が団長の自分に謝りに来てくれるのが新鮮でした。最後は男子全員で“やったー”とハイタッチしました」と、喜びを語った。

 個人戦は中が昨年8月、桐生以来となる2度目の優勝。「前回は緊張とプレッシャーしかなかったけれど、今回は楽しめました」と表情も穏やか。しかし「準優で逃げた鎌倉さんの足を見て、これは全速で差さないと無理だなと思い最後までペラ調整とターンの練習をしていました」。決して簡単な優勝ではなかったが「イメージ通り100点のレース内容でした」。納得のいくまで準備をし、見事な差しで勝利を収めた。

 「今後の目標は7点オーバーのA1級。ミスをしないで一走一走やっていけばいけるはず」。今回のVを自信にトップルーキー・中が本格始動する。

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