【平塚競輪G1「第77回日本選手権競輪」最終日】脇本 さあダービー連覇

[ 2023年5月7日 04:45 ]

ダービー連覇を狙う脇本雄太
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 平塚競輪場で開催中のG1「第77回日本選手権競輪」はきょう7日が最終日。11Rで決勝(優勝賞金8600万円)が争われる。本社本命はダービー連覇を目指す脇本雄太(34=福井)。準決勝10Rをハイピッチで逃げ切るベストの仕上がり。王者の走りで3度目の大会制覇を狙う。

 <11R>脚力上位の脇本が中心。脇本は準決勝を先行して上がりタイム10秒7、残り1周のタイムが21秒5という抜群のスピードで圧勝、状態面は問題ない。決勝は挑戦者の犬伏に清水―香川が続く中四国勢、今回のレース内容がいい新山に佐藤―和田が続く北日本勢が相手になるが、脇本が自分のタイミングで仕掛ければスピードの違いでねじ伏せる。脇本マークの古性は脇本が踏み出す位置次第で逆転がある。

 清水は犬伏目標から踏み込むと一発がある。新山は脇本より前団に位置して先に仕掛けると侮れない。

 (1)脇本雄太 古性君と2人でいつもの戦い方をすればおのずと結果はついてくる。自力。
 (2)佐藤慎太郎 真杉君をどかして脚を使ったが最後は何とか抜けた。再度、新山君任せ。
 (3)清水裕友 自力で勝ち上がれたことが凄くうれしい。香川さんと話し合い犬伏君へ。
 (4)山口拳矢 周りが見えていた。1人なので脚をためて優勝だけを狙って。単騎自力。
 (5)新山響平 やりたいレースができた。でもオーバーペースで最後はタレてた。自力。
 (6)和田圭 後ろを振り向く余裕はなかったが最後は全力で外踏んだ。北日本3番手。
 (7)犬伏湧也 脇本さんに力負けしたが、飛びつけたし脚の感じは凄くいい。自力勝負。
 (8)香川雄介 脚はたまってた。流れもあるけど自分の実力もあるかな。中四国3番手。
 (9)古性優作 準決勝の脇本さんは今までで一番強かった。レベルが違った。脇本さん。

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2023年5月7日のニュース