【香港・G1クイーンエリザベス2世C】ジェラルディーナ 香港G1父子制覇へ!陣営手応え「最高の状態」

[ 2023年4月30日 05:05 ]

シャティン競馬場で調教するジェラルディーナ(C)The Hong Kong Jockey Club
Photo By 提供写真

 日本馬4頭が参戦する香港チャンピオンズデーは30日、シャティン競馬場で行われる。JRAでは日本馬が出走する2レースの馬券を発売する。メインの「クイーンエリザベス2世カップ」には日本馬3頭が出走。また、「チェアマンズスプリントプライズ」には日本からアグリが挑む。

 すっかり環境になじんでいる。ジェラルディーナは前走・大阪杯6着から中3週で初めての海外遠征。暑すぎず、寒すぎることもなく穏やかな気候がマッチして、日に日に調子を上げている印象だ。昨年の有馬記念はスタートで出遅れながら直線、力強く脚を伸ばして3着に食い込んだ。団野助手は「有馬記念は太陽の光が目に入って出遅れたが、いい脚を見せてくれました」と振り返った。

 その敗戦を踏まえ、金曜朝は角馬場からゲート練習へ。入念に感触を確かめ、陣営は確かな手応えをつかんだ。レース前日の土曜朝は角馬場で体をほぐし、最終調整を済ませた。「香港に着いた初日は輸送の疲れも見えましたが、日を追うごとに良くなってきました。馬は最高にいい状態だと思います」と団野助手。父モーリスは当地のG13勝。香港G1父子制覇へ視界良好だ。

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2023年4月30日のニュース