【福岡・日本トーター杯】明日開幕!倉持莉々リズム上げる 級別勝負駆けにも注目

[ 2023年4月24日 10:00 ]

芦屋オールスターに向けリズムを上げたい倉持莉々
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 4月最後の開催となる男女混合戦の5日間シリーズ「日本トーター杯」がボートレース福岡を舞台に25日に開幕する。期末勝負駆けの思惑も交差し、いつも以上に激しい戦いになりそうだ。

 シリーズの中心を担うのは福来剛と倉持莉々の東京コンビ。福来はコンスタントに7点オーバーの勝率をマークしていた近年と比べると物足りない成績だが、A1級はしっかりとキープ。懸案材料の出走回数も福岡を走ることでノルマの90走は超えられそうだ。持ち味は何と言ってもスタート力。それを生かせるような行き足に仕上がれば上位争いは必至だろう。

 倉持は昨年8月の当地ヴィーナスシリーズで当地初制覇。苦手意識の強かった福岡水面で優勝できたことは自信になったに違いない。来月23日からは自身2回目のSGとなる芦屋オールスターも控えている。リズムを整えて大舞台に弾みをつけていきたい。

 東京コンビの前に立ちはだかるのは3度の当地制覇歴がある山口裕二。昨年9月の福岡周年でも予選突破と水面相性は変わらず良好。大敗が少ないタイプで道中の追い込みも強み。舟券の軸としてはもってこいだろう。

 地元勢ではB1から飛び級で初のA1昇級が見えている当地フレッシュルーキーの篠原飛翔が気迫駆け。現在勝率は6・16。前期はあと一歩でA2級の勝負駆けを失敗しただけに、同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。

 ○…今期のA1ボーダーは6・13、A2ボーダーは5・40(ともに4月20日現在)とやや低めに推移しているが、例年ここから上がっていくので注意したい。参戦メンバーでは篠原のほか、永田秀二が2期ぶりのA1返り咲きを目指して勝負駆け。平田さやか、実森美祐がA2勝負駆けに挑む。

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2023年4月24日のニュース