武豊、JRA平地G1完全制覇の金字塔へ　ホープフルSはセレンディピティ「動きも乗り味もかなりいい」

武豊騎手を背に坂路にて併せ馬で追い切るセレンディピティ（左）（撮影・亀井　直樹）
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　昨年、朝日杯フューチュリティSをドウデュースで制し、JRAの平地G1完全制覇に王手をかけた武豊は、残るホープフルS（28日、中山芝2000メートル）でセレンディピティ（牡＝音無）とコンビを組む。

　14日は1週前追い切りに騎乗。坂路併せ馬で4F52秒3～1F12秒6で余裕を持って併入となり、「動きも乗り味もかなりいいよ」と確かな手応えを口にした。

　10月のデビュー戦はグランヴィノスの2着に敗れたが、11月の未勝利は2着馬に4馬身差をつけて圧勝。「前走が目立つ勝ちっぷり。チャンスはある」。G1コンプリートの金字塔へ、熟練の名手が期待を高めている。