熊沢　復帰意欲、既に調教騎乗再開「体は戻っています」

実戦復帰への思いを語る熊沢
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　2月26日に小倉（春麗ジャンプS）で落馬負傷、第2頸椎（けいつい）の骨折で戦列を離れていた熊沢重文（54＝栗東・フリー）が13日、栗東トレセンで復帰への見通しを語った。

　既に医師の許可を得て、調教騎乗を再開。騎乗馬が決まり次第、レースへ復帰する。「リハビリをやってきました。レースに行くと違う部分もあるけど、先週から少しずつ調教に乗ってみて感覚としては大丈夫かな」と笑顔で語った。3カ月の入院、医師からは再起不能とまで言われた重症だった。復帰へ向けて「体は戻っています。デビュー当時の気持ちに戻って、また積み上げていきたい」と平地、障害でG1を制しているデビュー37年目のベテランは前を向いた。