来年2月末で騎手引退 福永祐一が保持する武豊を超える記録…今年もさらに更新射程圏

[ 2022年12月8日 10:05 ]

福永祐一(22年10月撮影)

 JRAは8日、令和5年度調教師免許試験(新規)合格者を発表。日本ダービー3勝(18年ワグネリアン、20年コントレイル、21年シャフリヤール)を挙げる福永祐一(45)が合格した。騎手としてのキャリアに来年2月末にピリオドを打ち、同3月から調教師として新たな一歩を踏み出す。

 8日現在でJRA歴代4位、現役3位の通算2613勝を挙げている福永。トップには通算4390勝の武豊が君臨しているが、福永は武豊を超える誇れる記録を保持している。

 2010年から昨年までの12年連続年間100勝はJRA史上最長。今年もここまで96勝を挙げており、自身の記録をさらに更新する可能性は十分。25日のG1・有馬記念(中山芝2500メートル)には菊花賞2着のボルドグフーシュ(牡3=宮本)に騎乗し、自身初の有馬制覇を狙う。

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