JRA重賞3勝スワーヴアラミス浦和記念へ万全

[ 2022年11月18日 05:00 ]

 【大いに気になる】JRA重賞3勝の実績を誇るスワーヴアラミス(牡7=荒山)が23日の浦和記念(Jpn2、2000メートル)に向け万全の出陣態勢を整えている。

 移籍初戦となった10月11日の富士見オープン(川崎)を2番手追走から3コーナーで早めに先頭に立って押し切り、無難に前哨戦をクリアした。「思った以上に前のポジションが取れたし、馬も前向きだった。厩舎が馬をしっかりとつくってくれた」と手綱を取った真島は振り返る。中央から地方へ移籍する馬は、どこかしら馬体に弱いところを抱えていることが多いだけに、真島からも自然と陣営へのねぎらいの言葉が口をついた。

 そして今回。「一度レースを使った上積みもあるし、体が凄く良くなっている」と、真島はさらなる上昇ぶりを感じ取っている。具体的には「元々、心臓のいい馬。弱かった腰がしっかりしてきて、その心肺機能を生かして走れるはず」と荒山師が言葉を引き継いだ。「ただ、今回は前走と違って相手が一気に強くなる。小回り浦和のコースもどうなのかな」と同師特有の“泣き”は入ったが、仕上げに関してはパーフェクトと言っていい。今年1月に東海Sを制覇したばかりで7歳と言っても衰えるにはまだ早い。地方の深い砂を味方につけての重賞ゲットが再生プログラムの始まりだ。

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2022年11月18日のニュース