ギガキング盛岡で“ギガ”飛躍へ

ギガキング
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　【大いに気になる】18日に盛岡で行われるJRA交流重賞マーキュリーカップをさらなる飛躍のステップにする、と意気込んでいるのがギガキング（牡4＝船橋・稲益）だ。

　クラシックでは結果を出せなかったが、3歳秋のダービーグランプリに勝利してからは5戦4勝と破竹の快進撃。南関東移籍後の12戦、全て手綱を取ってきた和田もその充実ぶりに目を細める。「最初は勝負根性だけはあるな、という印象だったがレースを使うごとに体がしっかりしてそれに成績がついてきた。今はだいぶ完成に近づいてきっちり能力を出してくれる」とべた褒めだ。

　今回の盛岡は前述のダービーGP、北海道在籍時の南部駒賞と重賞を2戦2勝の好相性コース。「経験しているのは強みだし、僕自身もこの馬の勝負どころを手の内に入れているつもり。JRA勢の相手関係は分からないが結果を出して秋につなげたい」と和田も言葉に力がこもる。

　もちろん大目標は同じ盛岡で行われる11月3日のJBC。「間隔の空いた前走を使って状態は良くなった。ここでやれればJBCも見えてくる」とは稲益師。ビッグタイトルへと続く壁を打ち破るその瞬間が、刻一刻と近づいてきた。