【小倉新馬戦】“ラッキーライラック全弟”シリンガバルガリス 松永幹師「気の強さがいい方に向けば」

[ 2022年7月8日 05:00 ]

 19、20年エリザベス女王杯、20年大阪杯などG1・4勝を挙げたラッキーライラックの全弟が小倉日曜5R(芝1800メートル)でデビューする。シリンガバルガリス(牡=松永幹、父オルフェーヴル)。いかめしい馬名だが、これはライラックの学名(Syringa Vulgaris)から。姉同様、大きな花を咲かせたい。

 姉も管理した松永幹師は「480キロ前後。姉は大きな割に小脚を使えたけど、この馬はジワッと伸びていく感じ。(姉弟に)共通する勝ち気なところ、気の強さがいい方に向けば。初戦からどんな競馬をしてくれるか楽しみ」と話す。鞍上には松山を起用。1週前のCWコース追い(6F82秒5~1F11秒6)で騎乗し、好感触をつかんだ。「スッと動くというより長く脚を使えるタイプ。自分のリズムで動くべき時に動ければ」とイメージする。チューリップ賞を勝ったナミュールの妹ラヴェルなど好メンバーがそろう一戦。ここがクラシックへの第一関門だ。

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2022年7月8日のニュース